中学受験問題の中で出題頻度が高い割に多くの受験生が戸惑う算数問題の1つに、食塩水の文章問題があります。
一般的な中学生も抵抗感のある問題です。
それでも中学生なら、表を作り、連立方程式の知識を用いれば解けてしまうのですが、中学受験をする小学生は連立方程式を学んでいません。
ポイントはパーセント濃度の意味をおさえることです。
全体の中の食塩の割合がパーセント濃度です。
つまり全体の量と食塩の比です。
難解な問題でも、それぞれの状態で全体の量と食塩の量を抜き出し比を作ることで解けてしまいます。
「食塩水」と「食塩」では言葉も似通っています。
似通った言葉を使った公式を覚えれば混乱してしまいます。
中学受験本番の算数問題は難しい問題も多く、焦りがちです。
焦り混乱しないためにも公式を覚える時から「食塩水」でなく「全体」といった言葉を使って覚えます。
「全体」と「食塩」の量を、それぞれの状態で把握できれば、後は式を作って解くだけです。
公式を忘れた場合は、順番に気をつけながら比の式を作ります。
表で整理する時には、「食塩の量」「パーセント濃度」「全体の量」と上から順に表を作ると良いでしょう。
分数にした時の分子になる「食塩の量」が上段、分母になる「全体の量」が下段にあれば、式のイメージがつけやすいからです。